2004年11月28日

ソーシャル・ネットワーキングって何?

名前だけは知っているけど、実際どんなものなんだろう?
そう思っているモノやサービスは数多くあります。
ソーシャル・ネットワーキングもそうでした。
ボクも縁あって、紹介してもらったので関連本を買ってみました。

早わかり 図解&実例 よくわかる!ソーシャル・ネットワーキング
山崎 秀夫 山田 政弘

ソフトバンク パブリッシング
2004-11-20
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この本によると、ソーシャル・ネットワーキングは、
「ネット発の人脈作りによる新しい社交のあり方」と定義しています。
そして、ソーシャル・ネットワーキングを提供するサービスをソーシャル・ネットワーキングサービス(以下SNS)と呼びます。
いわゆる「出会い系サイト」とは異なります。
何が違うかというと、ポイントは「紹介制によるコミュニティ」であること。
紹介がないと基本的には登録できないのです。(例外もあります)

インターネット上のコミュニティといえば、2ちゃんねるのようなスタイルが代表的なものでした。
「2ちゃんねる」のような匿名掲示板は、日本のインターネットの発展に大きく貢献したことは間違いないのですが、一方で、誹謗中傷合戦や直接名指しの批判などもあり、結果的に「コミュニティ」のイメージを下げてしまった負の一面もありました。

SNSでは、ユーザー同士の信頼関係がうまく結ばれ、結果的に非常にうまくいっているんですねぇ。

本書で紹介されていたSNSは代表的なものばかりでしたので、
その一部を、抜粋&まとめてみました。(少々、加筆あり)

Friendster
SNSの草分け的存在。
世界で最大の約700万人の参加者を誇る。(2004年8月現在)
【特徴】
見知らぬ参加者同士の社交の場はない。
仕組みは非常にシンプルで、友人とのメッセージ交換用の掲示板がある程度。

Orkut
検索エンジンで有名なグーグル社の社内ベンチャーとして誕生。
日本の多くのSNSのモデルになった。
2004年10月現在で約200万人(4月には40万人だった)
【特徴】
「知り合いのランク付け」の仕組みがある。
(「出会ったことがない」「知り合い」「友人」「良い友人」「最高の友人」
さらに、「この人のファン」「三段階の冷静さ度合い」「三段階の魅力度度合い」などもランク付けできる)
参加者はブラジル人が約5割(日本人は2%弱)

GREE
日本で最初に立ち上げたSNS。
その後のインターネット業界に非常に大きなインパクトを与えた。
今まで田中良和さん個人で運営されていたが、12月7日より、「グリー株式会社」が発足することなる。(楽天が10%出資)
mixiと並んで、日本最大規模。
【特徴】
インターネット上での社交をイメージしている。
対面での交流が時間的・物理的に難しいという壁を越える方法というののが基本的思想。多くの企業や大学が組織的に参加している。

mixi
求人サイト「FIND JOB」を運営する株式会社イー・マーキュリーが2004年3月に立ち上げた。
ユーザ数は約18万人で、規模は国内第一位。そして、1日1000万PVも突破(2004年11月現在)
【特徴】
GREEが有名企業や有名大学を揃えたエスタブリッシュメントという感覚に対して、庶民的な感覚。
「足あと」と呼ばれる訪問記録を開示。
ブログを取り込めるようになっている。
「プロフィールの開示レベル」を決めている。
インターネット上の人の交流を重視している。

キヌガサ
GMOグループが、同社サービスのロリポップやJUGEMなどの利用者を中心に参加者を募集。
ジョークやユーモア感覚あふれるサービス。
【特徴】
インターネット中心のサービス。ノリが比較的に軽い
ニックネームやペルソナ(仮面)の活用に対して大変寛容。

トモモト
外資系証券会社に勤務していた保田社長が仲間と立ち上げたLifeOn株式会社による運営。
「やりたいことや楽しいアイデアを持っているのに、日々の仕事の都合でそれらを実現できない人たちの代理人となる」ことがイメージ(同社ホームページでで謳われている言葉)
【特徴】
25〜39歳のメンバーが80%を占める。
他のSNSよりも年齢層が高い。
インターネット上よりも、各種イベントの展開に力点が置かれている。
ビジネス・ネットワーク構築を目指すもの。

…他にも、まだまだ魅力的なサービスをたくさん紹介しています。


ところで、運営側はどのようなビジネスモデルを将来的に考えているのでしょうか?
本書では6つのモデルをあげていました。
要約すると、以下のような感じです。

1.アドバンスモデル
会員がある程度集まった時点で、高度な機能のみ有料にする。

2.アフィリエート・プログラム
会員の商品紹介による、間接的eコマース。

3.商品販売
会員に向けた、直接的な販売によるeコマース。

4.会員モデル
参加者から会費を受け取るモデル。

5.システムの販売
SNSを運営した経験を生かして、企業にユーザー会サイトなどのシステムを販売する。

6.大手企業のポータルサイト構築
上記同様に、経験を生かして企業のポータルサイトを構築する。

…まだ、本当の意味でのビジネスモデルは確立していないようです。
まず、信頼のコミュニティを作り、ビジネスモデルはあとからついてくるという考えが面白いですね。


ちなみに、ボクの紹介してもらったサービスはmixiです。
内容は上記の通りで、コミュニティなどの種類もものすごく多くて、未だ全容がつかめていない状況です。
このmixiって参加者自信がビジネスモデルを考えたりして、ついには参加者が運営者側にまわったりということまで起きています。…すごいですね!


あなたは、GREE派?それともmixi派?ソーシャルネットワーキングの明日はどっちだ?!も、2大SNSを理解する上では参考になりますよ。

さらに、ソーシャルネットワーキング.jpでは詳しい説明があって面白いです。

まだ、ボクも使いこなしているわけじゃないんですけど、なんだか、未来を感じるサービスですよね。
posted by albert at 02:05| Comment(7) | TrackBack(5) | web | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月24日

論客たちの主張をつまみ食い!

今日は風邪で一日中寝てました・・・
せっかくの休みだというのに、もったいない!!

こんな日は、楽に読める本でも読みたいなと思いました。

日本の論点 2005
カルロス・ゴーン 内橋 克人 田原 総一朗

文藝春秋
2004-11-08
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買い置きしておいた本です。
毎年買っている本だけど、相変わらず執筆陣が凄いです!

西部邁、田原総一郎、姜尚中、村田晃嗣、佐伯啓思、岩見隆夫、小林慶一郎、安倍晋三、野田佳彦、酒井啓子、畑村洋一郎、大野元裕・・・(敬称略)
名前を並べるだけでも、検索エンジンへのひっかかりがよくなりそうです。

なんと、総勢124名!

よくもこれだけの著名人を集められるなぁ・・・
出版社「文藝春秋」の力を感じます!

内容は、政治・経済・倫理・教育・メディア論など、多岐に渡っています。
一人の執筆者がだいたい4ページくらいまとめてあるので、読みやすい!
(実は、ボクもまだ半分くらいしか読んでいません。)

対立する主張に対して、もちろん編集者側は意見しません。
淡々とデータや背景だけを提示していき、
何が今「論点」になっているのかが、よくわかるしくみになっています。

830ページもある本だけど、興味のあるところから、
パラパラとめくって好きなところから読めるので、今日のような(風邪でダウン)の日には楽に読めていいです。

豪華な執筆陣のwebサイトを調べてみようと思ったんだけど、
意外なことに、オリジナルサイトを持っていないことが多いみたいです。

※「日本の論点2005」執筆者webサイトの一部(敬称略)
櫻井よし子 http://www.yoshiko-sakurai.jp/
猪瀬直樹 http://www.inose.gr.jp/
佐々淳行 http://www.sassaoffice.com/
和田秀樹 http://www.hidekiwada.com/
竹中平蔵 http://takenakaheizo.cocolog-nifty.com/


会員制ですが、日本の論点PLUSなんてものもありました。
ちょっと面白そう・・・



posted by albert at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月21日

広くて深〜い海の出来事

今日は、番外編です!

前評判を聞いて、ず〜っと、観ようと思っていたんだけれど、なかなか観る事ができなかった映画がありました。
もう、終わっちゃったと思っていたら六本木で上映していました。

その映画とは、ディープブルーのことです!

観た人も多いのでしょうね・・・
今さらって感じですけど、とにかく凄かったです!

本当に見たことのない映像の連続です。

教訓めいたことを語るわけでもなく、ただありのままの映像が展開されていく。
それがすごいなって思いました

「海」がテーマですが、その「海」が柔らかく感じたり、鋭利な刃物の集団みたいに感じたり、温かく感じたり、つめた〜く感じたり、やさしく感じたり、とてつもなく恐ろしく感じたり・・・
音響の迫力も加わって、ぐいぐい引き込まれました!!

たくさんのシーンが、まだ脳裏に焼きついたままです。
きっと、将来この焼きついたシーンが頭の中で何度も再生されるような気がします。

とにかく、壮大なシーンの数々に、小さな悩み事などは吹っ飛んでしまったような気がします。
ものすごく広くて、ものすごく深い海の中に、これだけの生き物が日々懸命に生きているんですね。

一日たりとも無駄に過ごしてはいけないなって思いました。

当たり前のことを確認できて本当に良かったと思います。

観るとしたら、絶対に映画館で観ることをお勧めします!!




posted by albert at 22:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月18日

本当に役立つアイデアのヒント

「本を選ぶときは、目次を重視すべき!」って、最近の経験から勝手に作ってみた鉄則でしたが早くもこの鉄則は崩れました。

アイデアのヒント
ジャック フォスター Jack Foster 青島 淑子

ティビーエスブリタニカ
2003-01
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この本の目次の羅列すると・・・


・もっと楽しもう
・自分を信じよう
・「その気」になろう
・子供に戻ろう
・「知りたがり」になろう
・笑われることを恐れるな
・「考え方」のヒント
・いろいろなものを組み合わせてみよう
・質問を変えてみよう
・情報をかき集めよう
・とにかく数で勝負しよう
・いったん全部忘れてしまおう
・ひらめいたら実践しよう


これだけ見ると、よくあるアイデア関連の本だなぁって思って退屈な印象を受けてしまいます。
実際、以前この本を手に取ったときはそう思って購入の選択肢から外していました。

でも、しばらくして中面を読んでみる機会がありました。
人との待ち合わせのときの立ち読みだったでしょうか・・・

3分の1ほど読んで、この本のすごさに気づき、結局買いました!

何がすごいかって?
それは、もう、とにかく具体性のあるヒントの連続なのです。

どんな感じかを知ってもらうために、
例として「いろいろなものを組み合わせてみよう」という章の中から一部を抜粋します。

製品やサービスの利点を宣伝するために・・・何かにたとえてみる
その製品やサービスを人間にたとえると、どんな人になるとか? 男? 女? トラックの運転手? 画家? バスケットボールの選手? その人はどんなことをしゃべるだろうか? どんな行動をとるだろうか? 動物にたとえたらどうだろう? どんなどうぶつになるだろう? 製品をもっと小さくしたら? 大きくしたら? 形を変えたら?色を変えたら? 軽くしたら? 重くしたら? 包装を変えたら? 強度を二倍にしたら? サービスのスピードをもっと上げたらどうだろう? もっと安くしたら? もっと便利にしたら? もっと気軽に使えるようにしたら? もっと遅くしたら? もっと値段を高くしたら? もっと使いにくくしたら? もっと効率を悪くしたら? 製品やサービスから何でも好きなものを減らせるとしたら、何を取り除くだろう? 火星人の彼女に紹介するとしたら・・・

まだまだ、ず〜〜っと続きます。

事例が10個くらい並んで、「・・・というような要領で考えるのです」って書いてある本はよくありましたが、ここまで徹底してヒントを列挙している本は少ないのではないでしょうか。

最初、読んでいてうるさく感じたこのヒントですが、今抱えている問題にとっても役立つことがわかりました。

シンプルなタイトル、シンプルな目次、シンプルな表紙であるがために、忘れていた存在の本でしたが、読み終えた後でもう一度表紙を見たらとっても輝いてみえました。

目次も読み終わってから、改めて見ると価値が出てきます。
早速、コピーして手帳に貼り付けました・・・




posted by albert at 01:28| Comment(6) | TrackBack(2) | 企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月14日

ブランド論と広告代理店の仕事

「ブランド」に関して、もっと勉強してみたくなりました。
そこで、昨日に引き続き、蛍光ペン片手にブランド論の本を読んでみました。

「売れるブランド」のつくり方
石澤 昭彦

阪急コミュニケーションズ
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著者は、アサツーディー・ケイ(大手の広告代理店)のブランドコンサルティング局長なんだそうです。
ありがたい話がいっぱい詰まってましたよ。
(この出版社の本は、いつもアタリって感じがします)

この本でのブランドの定義は・・・
「ある一定規模以上の生活者グループから何らかのポジティブな感情をもって見られる企業・商品」

そして、ブランディングとは・・・
「知ってもらい、好きになってもらい、その上で買ってもらうこと」

昨日書いたのと同様、著者も感情に訴えかけることの重要性を説いています。
生活者の感情にさざ波を起こすことができるのは、「本質的な価値」です。

「本質的な価値」を考えるために、まず「ブランドの風景」(そのブランドに触れることによって、生まれる景色)を考えています。

この風景のモトになるのは、
企業の持つ強い目的意識(=「夢」)や、
「夢」を実現しようとする意志、こう感じていただきたいというおもてなしの心(=「スタイル」)です。

そこから、イメージ(景色)を作り出していくのですが、この「イメージ」が「企業の実態」と一致しているということがとても大切なんですね。

そして、「本質的な価値」を導き出していくんですが・・・

なんだか、概念的な話ばっかりになってしまいましたね。

でも、この本は硬い本ではありませんよ。
具体的な事例があって、面白いです。

アップルコンピュータがブランドの世界を変えずに、時代の変化にしなやかに対応してきた事例だとか・・・
「第三の自室」というコンセプトをもったスターバックスの例であるとか・・・


さらに、個人的に興味があったのは「広告代理店」の仕事内容に関して触れた部分です。
(同業者なので、やっぱり気になります。)

機能別に役割が分かれていて、見事な連携作業がされているんだな・・・と思いました。
(小さな会社だと、こうはなかなかいきません)


「機能的優位性」とは別の「消費者がその商品に見出す優位性」を探り当てることも広告代理店の仕事です。
それに絡んで、海外の面白い事例がありました。

牛乳の優位性についてです。
牛乳の優位性って何でしょう?

体にいいとか・・・おいしいとか・・・

でも、それはオレンジジュースでも同じなんです。

広告代理店が見つけたその答えは、
「クッキーやピーナッツバターを塗ったパンによく合う」

これを、広告に生かして、
かじりかけのクッキーの写真に「ミルクある?」というコピーをつけたら、牛乳の売り上げが飛躍的に伸びたんだそうです!

消費者の視点を探ることは、難しいけど、やりがいがありますよね!
posted by albert at 02:56| Comment(4) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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