2004年12月02日

「コミュニティ・マーケティング」が大切なわけ

先日、ソーシャルネットワーキングの本を読んでから、
コミュニティ・マーケティングに興味を持ちました。

この手の本なら、最新のものを…
ということで、この本を買いました。
(最新といっても6月発行ではありますが…)

「コミュニティ・マーケティング」が企業を変える!―広告はなぜ効かなくなったのか?
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かんき出版
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サクサク読める本でした!
「通勤の一往復+α」で読み終えてしまいました。

ソーシャルネットワーキングに関する記述はなかったものの…
導入部分にあった、「なぜ、今、コミュニティ・マーケティングが大切なのか?」
に対する答えがとても納得できるものでした。

自分流の勝手な要約で振り返ってみましょう・・・


企業の声は消費者に届きにくくなってきた。

かつては、企業の声こそ唯一の情報であり、
消費者は情報の受動的な受け手だった。

そして、都合の良い情報を発信することで、
消費者の行動をコントロールしていた。

…ところが、状況は一変した!!

今や、消費者は自ら情報の発信者にもなり、
自主的に必要な情報だけを収集するようになってきた。
メディアは、情報収集のためのツールになった!

さらに、消費者たちは消費者同士で情報交換したりして、
その会話の中から、欲しいものが生まれたりするようになった!


・・・もう、今までのような広告展開などでは通用しなくなってきているんですね!

ここでさらに、「消費リーダー」が時代とともにどう変わっていったのか・・・
ということも、整理しておく必要があります。

1950年代〜1960年代「家庭の時代」
この時代は、情報の発信元が父親からテレビに替わっていき、電気洗濯機や電気釜などの耐久消費財が売れた。
家族の絆が重視された時代。

1970年代前半「男の子の時代」
団塊の世代(1947年〜1949年生まれ)が若者になった。
まだ、このころは子育ても男女間で異なり、男の子に対する将来に向けた期待が大きかった。
ヒット商品もスクーターやステレオコンポなど。

1970年代後半〜1980年代前半「家族(夫婦)の時代」
団塊の世代が結婚適齢期になり、夫婦を中心とした家族がリーダーとなってきた。
プリントゴッコや布団乾燥機・ウォシュレットなど…

1980年代後半〜1990年代「女の子の時代」
すでにこの時代から消費リーダーが見えずらくなってはいたが、女の子がかろうじて元気だった。
OL→女子大生→女子高生→女子中学生へと移り変わっていった。
ポケベルやポケットボードなど…

2000年以降「消費リーダー不在の時代」
ここに来て、消費者リーダーは誰か見失いつつある…


・・・確実に、消費リーダーは移っていってますよね!

著者は、現代において特定世代の人が消費リーダーとして登場するのは考え難いと言っています。

では、誰がリーダーになっていくのか?

おそらく、1950年代の消費リーダーが「家庭」であったように、「家族」とか「地域」、「趣味」、「教養」といった共通の目的を持ったグループ(コミュニティ)のようなものになる・・・と言っているのです。

本書にあるコミュニティを生かしたビジネス事例は、新しい時代の到来を予感させてくれます。

「企業は消費者とコラボレーションをする関係に移行すべきである」などの著者の言葉は、とても重みのある言葉です。

「コミュニティ・マーケティング」について、もっともっと勉強したくなりました。
良い機会をこの本が与えてくれたのですね。

やはり、本との出会いは大切です!!


posted by albert at 01:08| Comment(2) | TrackBack(1) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。コミュニティ・マーケティング、どうやら時代のビジネスキーワードになりそうですね!実は私も以前に関連書籍を紹介させてもらった事があります。よければ参考にして下さいな。
ところで「コミュニティ・マーケティング」、もし叶うならばコミュニティの運営側として、その中心にいたいものです(^-^;
Posted by ハジー at 2004年12月03日 21:05
本当に、最重要キーワードになりそうな予感がします!
きっと水面下で動き始めている企業は多くあるのでしょうね…

コミュニティの運営者側の生の声(現場の声)も色々聞いてみたいですね!
Posted by アルバート at 2004年12月04日 00:42
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