2005年01月30日

わかりやすい!マーケティングの本

先日、知り合いからマーケティングに関するわかりやすい本を教えていただきました。

大魔神(ジーニー)が教えるマーケティングの極意
ジャック トラウト Jack Trout 高遠 裕子

阪急コミュニケーションズ 2003-07
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なんだか面白そうなので、さっそく読んでみました。

とっても楽しく読めましたよ!

マーケティングのことをあまり知らずにCEOになってしまった主人公とマーケティングを知りつくした大魔神(ジーニー)の対話から、自然に基本を学べるようになっています。

マーケティングの失敗例としても、企業の実名が挙げられていることに、新鮮な驚きがありました。そして、ジーニーの口調があまりに自信満々なので、これを書いた人はいったい何者なんだろう?って思って調べてみたらこのジャック・トラウトという人!ものすごく有名な人だったんですね!
マーケティング戦略家として数々の有名企業に関わり実績も豊富なので、本書に書かれていることははったりなんかじゃないんですね。。。

とても著者に興味を持ったボクは、続けて10年以上前に出版されてた彼の本(共著ですが)も読んでみました。

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則
アル ライズ ジャック トラウト Al Ries Jack Trout

東急エージェンシー出版部 1994-01
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これはとても有名な本のようです。
確かに本屋でよく見かけていましたが読んでいませんでした。

目次だけでも、興味深いのでさら〜っと紹介しますね。

第1章 一番手の法則
(一番手になることは、ベターであることに優る)
第2章 カテゴリーの法則
(あるカテゴリーで一番手になれない場合には、一番手になれる新しいカテゴリーを作れ)
第3章 心の法則
(市場に最初に参入するより、顧客の心の中に最初に入るほうがベターである)
第4章 知覚の法則
(マーケティングとは商品の戦いではなく、知覚の戦いである)
第5章 集中の法則
(マーケティングにおける最も強力なコンセプトは、見込み客の心の中にただ一つの言葉を植えつけることである)
第6章 独占の法則
(二つの会社が顧客に同じ言葉を植えつけることはできない)
第7章 梯子の法則
(採用すべきは戦略は、あなたが梯子のどの段にいるかによって決まる)
第8章 二極分化の法則
(長期的に見れば、あらゆる市場は二頭の馬の競争になる)
第9章 対立の法則
(ナンバーツーの座を狙っているときの戦略は、ナンバーワンの在り方によって決まる)
第10章 分割の法則
(時の経過とともに、一つのカテゴリーは分割し、二つ以上のカテゴリーに分かれていく)
第11章 遠近関係の法則
(マーケティングの効果は、長い時間を経てから現れる)
第12章 製品ライン拡張の法則
(ブランドの権威を拡げたいという抗しがたい圧力が存在する)
第13章 犠牲の法則
(何かを得るためには、何かを犠牲にしなければならない)
第14章 属性の法則
(あらゆる属性には、それと正反対の、優れた属性があるものだ)
第15章 正直の法則
(あなたが自分のネガティブな面を認めたら、顧客はあなたにポジティブな評価を与えてくれるだろう)
第16章 一撃の法則
(各々の状況においては、ただ一つの動きが重大な結果を生むのである)
第17章 予測不能の原則
(自分で競合相手のプランを作成したのでない限り、あなたが将来を予測することはできない)
第18章 成功の法則
(成功はしばしば傲慢につながり、傲慢は失敗につながる)
第19章 失敗の法則
(失敗は予測することも出来るし、また受け入れることもできる)
第20章 パブリシティの法則
(実態は、マスコミに現れる姿とは逆である場合が多い)
第21章 成長促進の法則
(成功するマーケティング計画は、一時的流行現象(ファッド)の上に築かれるのではない。トレンドの上に築かれるのだ)
第22章 財源の法則
(しかるべき資金がなければ、せっかくのアイデアも宝の持ち腐れとなる)


読めばわかりますが、とにかく事例が豊富です!

10年以上前の著書のため、状況が変わっている部分も結構ありますが、お馴染みの企業(マイクロソフト、IBM、ペプシコーラ、BMW…)が多く登場してくるので読んでいて飽きません。
しかも著者の口調は独特の歯切れよさがあります。

例えば、こんな感じです・・・(第14章より抜粋)

バーガーキングはマクドナルドから、「ファースト」という属性を奪おうとして成功しなかった。バーガーキングはどうするべきだったのだろうか。逆の属性を使えばよかったのだろうか。逆の属性といえば「スロー」ということになるが「スロー」ではファーストフードの店としてはやっていけない。
(中略)
マクドナルドが子供層を占有しているのであれば、バーガーキングには年配層の店としてポジショニングできるチャンスがあるのである。

(余談ですが、ここ数年の米マクドナルドは低価格戦略などが裏目に出たりして、低迷が続いているように記憶していました。でも最新のニュースを見ると復活してきたようです。やっぱりマクドナルドの底力はすごいんですね。マクドナルドの現在の戦略なども今度調べてみたいと思います。)

ジャック・トラウトの著書に益々興味がわいてきたので、無敵のマーケティング最強の戦略(阪急コミュニケーションズ)も買ってみました。面白かったら、またココで紹介します!!
posted by albert at 20:15| Comment(4) | TrackBack(1) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほうほう、こんな本もあったのですね。今度読んでみまーす。
Posted by yuu at 2005年01月30日 20:47
あっ、yuuさん!ありがとうございました!

おかげでいい本に出会えましたよ。

「売れるもマーケ〜」は図書館で借りて読んでたけど、結局買っちゃいました。

お薦め本があったらまた教えてくださいね!!





Posted by アルバート at 2005年01月30日 22:26
この本面白そうですね!早速購入させていただきました!

トラウトだと私は「ユニーク・ポジショニング」を読みましたが企業の立ち位置をどのように作り上げるかという本で、なかなか面白いですよ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478373507/qid=1107148134/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-6480544-1409869
Posted by dekitan at 2005年01月31日 14:27
dekitanさん、こんにちは!

「ユニーク・ポジショニング」もぜひ読んでみたいと思います!

トラウトの過去の著書を調べてみると「ポジショニング」に重きを置いて書かれている本が多いのですね。
実際に「ポジショニング」こそ最も重要なことだと思いました。

どうもありがとうございます。
今後もいろいろ教えてください!

ps.二つのブログを並行して運営しているなんて凄いですね!
Posted by アルバート at 2005年01月31日 21:15
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